当スクールHPでは3つのコースを紹介しておりますが、実は同じ15分/40分枠を利用してフリートークをする事も可能になっています。フリーと言っても単なる雑談をするわけではなく、目的意識を持って行う事や、通常レッスンと組み合わせる事で英語習得のスピードが何倍にも上がります。
まず、主なメリットは以下の3点です。
他言語習得に関しては、効率重視の学習方法が穴になる場合があります。それが「知識はあるのに必要な時にパッと話せない」状態で、中級以上の英語学習者の多くが当てはまります。これはシンプルにアウトプットが追いついておらず、思考と口の動きの連動が未発達という事だと言えます。科学的にも英語習得にかかる時間は約3000時間とされており、スムーズに喋るためには一定以上の場数をこなす必要があります。
普段から英語を使う環境におられる方ならまだしも、大抵の学習者の皆様にとって、英語でやり取りする機会を得る事は難しいでしょう。そういう場合にフリートーク枠を活用する事で、安く手軽に十分な練習を積み重ねる事が可能となります。
また、通常であればネイティブ講師との会話はSTEP UPコースのLevel 8を修了してからという設定にしておりますが、フリートーク枠であればどのタイミングでも受講可能です。非常に優れたネイティブ講師が相手なので、例え初心者の方であっても上手に誘導してくれるため、「全然喋れなかった」となる事は全くありません。
それまで身に付けてきた英語がどのくらいネイティブに通じるか試したいという場合や、たまにネイティブと話した方がモチベーションが上がるという方もおられます。
そこで自信を付けたり、あるいは自分に足りない要素に気付いたりと、得るものは沢山あるので、たまに受講してみると学習効率がグンと上がります。
学んだ内容を右肩上がりに積み上げていく事が理想ですが、やはり人によっては苦手な要素が残るケースもあります。仮にご自身では自覚していなくても講師が「ここはまだ定着していないな」と気付く事も多々あり、そういう場合に学習ペースを崩さずにフォローする事が可能となります。
例えば、
・時制の使い分けが苦手 → 毎回”How was today?” “What’s your plan for tomorrow?”のような質問をして使い分けに慣れて頂く。
・前置詞の区別がつかない → 場所の話やタイミングの話をメインに展開し、必要であれば都度説明しながら定着するまで繰り返す。
のような事例があり、フリートークを何度か受講する事でどの生徒様も見事に克服しております。
普段のレッスンで生徒様を注意深く観ているからこそ、短時間で的確なフォローが可能となっています。
「段々分からなくなって付いていけなくなった」というケースは現時点で1件もありません。
当スクールが設定しているレッスンはほぼ内容が決まっており、どのような方でもコースに沿って受講するだけで英語力が伸びるよう道筋が立っております。
ただ、人によっては具体的にどういう事をしたいかハッキリ見えており、「こういう事をしてもらうのも可能ですか?」とご相談を受ける事もあります。
例えば、
・ホテル業務をしており、英語で接客する練習をしたい
・既に十分な英語力があり、更なる研鑽のために自分で題材を探してプレゼンし、更にディスカッションや細かな質疑応答などもしたい
という方々が実際におられます。
スクール側が特別に何かを用意しなければならない場合はプライベートレッスン枠(規定料金の2倍)となりますが、生徒様主導でレッスンが可能な場合はフリートーク枠で対応する事ができます。
一般的にこういうレッスンは当スクールの4倍~5倍の価格になるので、これは特にコストパフォーマンスが高い点だと言えます。
また、「生徒様主導」という意味では、生徒様が主体的に場を作り上げる時間にするという試みも行っています。
というのも、通常レッスンではどうしても講師が場面を設定したり、質問を振ったり、必要であればフォローをしたりするため、基本的に生徒様は受け身の姿勢になってしまいます。
実際の会話では、日常でもビジネスなどの特定のシーンでも、自らが主体的に場を作ったり話を誘導したりする機会も多いはずであり、そういった練習をする機会は「レッスン」という枠ではあまり得られません。
実は自分から話を展開して人に振っていく方が楽なのです。いざやってみると「思っていたよりスラスラ話せて自信が付いた」というケースも多いです。
普段とは違う事を試せるという意味でも、是非とも有効活用して頂ければと思います。
【実際の受講例】
難易度が上がって週2ペースでは難しくなった点と、より流暢な受け答えをしたいというご希望から、英語に触れる頻度を確保するためにこの体制に移行しました。
こちらも難易度上昇に伴う変更ですが、例文の定着が弱く、レッスン外での学習方法を見直すためにしばらく40分枠で講師と共に予習復習を行いました。
具体的には「英語力が100%伸びる方法とは?②」の内容を実施し、しばらくして生徒様自身でできるようになってからは、15分フリートークに移行しました。
順調に実力を伸ばしている方で、Level 6に達した辺りで「ネイティブ相手にどれだけ通じるか確認したい」というご希望があり、このような体制にしました。とても気に入って頂いたようで、以降も毎月1回ペースでネイティブとのフリートークを楽しんでおられます。
この方は以前当スクールに在籍し、ご事情で退会されて2年後に復帰されました。過去の内容はある程度覚えていても口が上手く回らないという状態だったため、復習も兼ねて短時間高頻度で受講する事で感覚を取り戻して頂き、無事に以前より上のレベルから再開する事ができました。
上記は一部の例で、実際にはフリートーク枠の活用幅はいくらでもあります。継続的に利用しても良いし、欠点フォローのために1回~数回のみ利用するケースも多くあります。
当スクールのカリキュラムはいわば英語学習の骨格形成ですが、フリートーク枠で柔軟に肉付けしていく事でスムーズな英語上達をお約束しております。
フリートークのみ受講されている方もおられますので、いつでもお気軽にお問合せくださいね。